【作家さんインタビュー 】 vol.02 アリノコ舎

01.手づくりをはじめたきっかけ

服飾学校の講師をしていた祖母の影響で、幼少期から編み物や裁縫などの手芸に触れて育ちました。ものづくりが生活の一部として当たり前のようにあったのがきっかけだと思います。

 

02.作家名に込めた思い

蟻の子の行列のように点(作品)を増やして一本の長い線にするという意味合いと、本名を掛け合わせて作った「アリノコ」という造語に、作品が集まる”処”と意味する「舎」という漢字を組み合わせています。

 

 

03.作品のこだわり

できるだけ永く使って頂きたいので、使い心地や強度にこだわっています。
自分で試用してみたり、強い力を加えても壊れないか実験してみたり、作品によっては保存用の巾着や箱を付けてお渡しするものもあります。
「こういうものがあればいいな」とか、「ここをこうすればもっと使いやすい」などお客さまとのやりとりを参考に、作品に取り入れることも多いです。

 

04.手づくりの良さとは

既製品にはない、手づくり特有の温かみだと思います。
ビシッと綺麗に揃った針目でなく、ちょっと隙間があったり、間隔が均一でなかったり、ふにゃっとしていたり、手刺繍だからこそ出せるゆるさや隙のようなものがほっと心に余裕を与えてくれる気がします。

 

05.手づくりをしていて、幸せな瞬間は

自分の頭の中でフワフワしていたアイデアが、試行錯誤を経て形になったときにとても幸せな気持ちになります。中にはラフ画を1年以上寝かせてから形にするものもあるので、年月を費やして作り上げたものにはよりいっそう愛着が沸きます。

 

 

06.普段の作業部屋

自宅の一室をアトリエにしているので、そこで作業をしています。
アンティーク雑貨やお気に入りの道具に囲まれた空間にいると、つい休憩を忘れていつまでも作り続けてしまいます。

 

07.作業中におすすめのBGM

ケルト音楽やジャズなどを流しています。
リラックスできますし、1曲の演奏時間が長いものが多いので集中力が持続しやすいです。

 

08.作りたいもののアイデアが思い浮かばないときは?

アトリエの掃除や模様替えをしたり、PC作業や書きものなどをしたりしています。アイデアが浮かばないときは無理をせず、創作意欲が沸くまで刺繍はお休みするようにしています。 

 

09.機会があれば、挑戦してみたい手芸

ぬいぐるみとお洋服づくりをしてみたいと思っています。

 

10.作品のコンセプト

”アリノコ舎”は星の降る丘の上に建つ小さなおうちという設定なのですが、そこに集まるいきものたちの物語がテーマになっています。布のうえに形作られた動植物が物語を纏ってモゾモゾと動き出しそうな世界観の表現を目指しています。

 

 

11.刺繍の魅力

私がやっている”フランス刺繍”だけでも多種類の刺し方があって、ステッチ1つであらゆる表現ができたり、刺繍糸の本数や色を変えるだけで雰囲気が違って見えたりと無限の組み合わせがあるところが魅力だと思います。塗り絵をするようにちまちまと図案を埋めてゆき、長い時間をかけて完成させたときの達成感はやみつきになります。

 

12.最後に、手づくりファンに向けて一言

ブローチや手芸道具を中心に出品しています。
オンライン上では伝わりづらいこともあるかと思いますので、作品に関する質問がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
お気に入りを見つけていただけたら嬉しいです。

 

https://nihonvogue-handmadespot.com/collections/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%82%B3%E8%88%8E

https://arinocosha.com

 


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